TOP>2017チャペルコンサート
2017チャペルコンサート
5月21日に、詩人・水野源三氏の作品を主に手がける作曲家・武 義和先生(日本同盟基督教団土浦めぐみ教会音楽主事)をお迎えし、開催しました聖歌隊によるチャペルコンサートは、多くの方にご参加いただき、良き分かち合いのひと時を持つことが出来ました。 ありがとうございました。 |
|
「まばたきの詩人」水野源三の詩による賛美と朗読 |
武 義和作品集「主はわたしの歌」より |
神様の 大きな御手の中で 私は 私らしく 生きる |
水野源三 |
第1部 | こども聖歌隊・お母さまによる賛美 |
第2部 | 水野源三の詩による賛美と朗読 |
第3部 | 武 義和の賛美指導による全体賛美 |
チラシ 印刷用PDF(A4版2頁) |
賛美指導・武 義和(たけ・よしかず) |
作曲家・土浦めぐみ教会音楽主事・東京基督教大学講師・自由の森学園理事 |
キリスト教独立学園(山形県小国町)、桐朋学園大学作曲科卒業。 愛農学園高校(三重県)、埼玉県の小学校、自由の森学園(埼玉県飯能市)、キリスト教独立学園などで17年間教員生活を過ごし、1996年退職。 1997年 家族とノルウェーにわたり、音楽専門のフォルケホイスコーレ(民衆の短期大学)で1年間、教員と生徒両方の立場で学ぶ。 帰国後2000年 宿泊型フリースクール・小国フォルケホイスコーレを小国町に設立し、主に不登校や引きこもりの青年の支援を続けた。2015年まで代表。 作品には「水野源三の詩による讃美歌集」「生きる・谷川俊太郎詩」など合唱曲が多い。作品集として「主はわたしの歌」「たけよしかず作品集・さあ耳をすまして」「風よふるさとよ」「希望のうた」など。 |
|
まばたきの詩人・水野源三(みずの・げんぞう 1937〜1984) |
「まばたきの詩人」水野源三は千曲川のほとり、長野県坂城町に五人きょうだいの次男として生まれ、豊かな自然の中で自由で活発な少年として育った。9歳の時、集団赤痢に感染し、脳性麻痺が残り、手足を動かすことも言葉を発することもできない障がい者となった。まばたきだけが意思伝達の手段であった。家族の懸命の介護の中で、母が発案した五十音図を使ってまばたきで作文することを覚えた。 12歳のある日、偶然来訪した牧師から貰った新約聖書が源三の心にいのちの水を注ぎこんだ。その翌年のクリスマスに洗礼を受けた。30歳代で父母を前後して天に送り、義妹の介護を受けつつ詩作に励み、4巻の詩集:『わが恵み汝に足れり』『主にまかせよ汝が身を』『今あるは神の恵み』『み国をめざして』を世に送り、47歳で弟夫婦に看取られて、天に召された。源三の珠玉のような信仰の詩は、今も人々の心を動かさずにはおかない。 |
|
賛助出演 ヴァイオリン:岡崎光子 |
日本キリスト教団鎌倉雪ノ下教会教会員、[武 義和作品集]表紙絵作者 |
更新 2017.5.28