主の年 2009年

元旦礼拝説教「恵みの晴れ着をまとって」

日本基督教団藤沢教会 200911

1 主はわたしに油を注ぎ

主なる神の霊がわたしをとらえた。

わたしを遣わして

貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。

打ち砕かれた心を包み

捕らわれ人には自由を

つながれている人には解放を告知させるために。

2 主が恵みをお与えになる年

わたしたちの神が報復される日を告知して

嘆いている人々を慰め

3 シオンのゆえに嘆いている人々に

灰に代えて冠をかぶらせ

嘆きに代えて喜びの香油を

暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。

彼らは主が輝きを現すために植えられた

正義の樫の木と呼ばれる。

4 彼らはとこしえの廃虚を建て直し

古い荒廃の跡を興す。

廃虚の町々、代々の荒廃の跡を新しくする。

5 他国の人々が立ってあなたたちのために羊を飼い

異邦の人々があなたたちの畑を耕し

ぶどう畑の手入れをする。

6 あなたたちは主の祭司と呼ばれ

わたしたちの神に仕える者とされ

国々の富を享受し

彼らの栄光を自分のものとする。

7 あなたたちは二倍の恥を受け

嘲りが彼らの分だと言われたから

 その地で二倍のものを継ぎ

永遠の喜びを受ける。

8 主なるわたしは正義を愛し、献げ物の強奪を憎む。

まことをもって彼らの労苦に報い

とこしえの契約を彼らと結ぶ。

暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。

9 彼らの一族は国々に知られ

子孫は諸国の民に知られるようになる。

彼らを見る人はすべて認めるであろう

これこそ、主の祝福を受けた一族である、と。

10わたしは主によって喜び楽しみ

わたしの魂はわたしの神にあって喜び躍る。

主は救いの衣をわたしに着せ

恵みの晴れ着をまとわせてくださる。

花婿のように輝きの冠をかぶらせ

花嫁のように宝石で飾ってくださる。

11大地が草の芽を萌えいでさせ

園が蒔かれた種を芽生えさせるように

主なる神はすべての民の前で

恵みと栄誉を芽生えさせてくださる。
                
(イザヤ書 61111節)


14そのころ、ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、「わたしたちとファリサイ派の人々はよく断食しているのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか」と言った。15イエスは言われた。「花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。しかし、花婿が奪い取られる時が来る。そのとき、彼らは断食することになる。16だれも、織りたての布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。新しい布切れが服を引き裂き、破れはいっそうひどくなるからだ。17新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。そうすれば、両方とも長もちする。」
                  (マタイによる福音書 91417節)

2009年元旦礼拝順序
2009年1月1日 11:00〜
《神の招き》
前 奏
喜べ、汝らすべてのキリスト者よ(J.S.Bach)
招きの御言葉
神である主、今おられ、かっておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。
 「わたしはアルファであり、オメガである」               (ヨハネの黙示録1章8節)
讃 美
讃美歌21 3「扉を開きて」
祈 祷
交読詩編32編
讃 美(頌栄)
  讃美歌21 11「感謝に満ちて」
祈 祷(悔い改めの祈り)
喜べ、汝らすべてのキリスト者よ(J.S.Bach)
聖書朗読
イザヤ書 61章 1〜11節
マタイによる福音書 9章 14〜17節
讃 美 
  讃美歌21 51「愛するイエスよ」 
説 教 
   「恵みの晴れ着をまとって」
祈 祷
讃 美
  讃美歌21 368「新しい年を迎えて」
《感謝の応答》
信仰告白(使徒信条)
祈 祷(とりなしの祈り)
平和の挨拶
主の祈り
献 金
  着席賛美  讃美歌21 512「主よ、献げます」
感謝と献身の祈り
《派 遣》
讃 美 
讃美歌21 180「去らせたまえ」
祝 福
   アーメン
後 奏 
キリスト者よ、みなこぞりて神をたたえよ (J.G.Walther)
報 告