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受難節第5主日礼拝 説教 「キリスト者の原点」
日本基督教団藤沢教会 2019年4月7日 |
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【旧約聖書】哀歌 1章1~14節 | |
1 なにゆえ、独りで座っているのか 人に溢れていたこの都が。 やもめとなってしまったのか 多くの民の女王であったこの都が。 奴隷となってしまったのか 国々の姫君であったこの都が。 2 夜もすがら泣き、頬に涙が流れる。 彼女を愛した人のだれも、今は慰めを与えない。 友は皆、彼女を欺き、ことごとく敵となった。 3 貧苦と重い苦役の末にユダは捕囚となって行き 異国の民の中に座り、憩いは得られず 苦難のはざまに追い詰められてしまった。 4 シオンに上る道は嘆く 祭りに集う人がもはやいないのを。 シオンの城門はすべて荒廃し、祭司らは呻く。 シオンの苦しみを、おとめらは悲しむ。 5 シオンの背きは甚だしかった。 主は懲らしめようと、敵がはびこることを許し 苦しめる者らを頭とされた。 彼女の子らはとりことなり 苦しめる者らの前を、引かれて行った。 6 栄光はことごとくおとめシオンを去り その君侯らは野の鹿となった。 青草を求めたが得られず 疲れ果ててなお、追い立てられてゆく。 7 エルサレムは心に留める 貧しく放浪の旅に出た日を いにしえから彼女のものであった 宝物のすべてを。 苦しめる者らの手に落ちた彼女の民を 助ける者はない。 絶えゆくさまを見て、彼らは笑っている。 8 エルサレムは罪に罪を重ね 笑いものになった。 恥があばかれたので 重んじてくれた者にも軽んじられる。 彼女は呻きつつ身を引く。 9 衣の裾には汚れが付いている。 彼女は行く末を心に留めなかったのだ。 落ちぶれたさまは驚くばかり。 慰める者はない。 「御覧ください、主よ わたしの惨めさを、敵の驕りを。」 10宝物のすべてに敵は手を伸ばした。 彼女は見た、異国の民が聖所を侵すのを。 聖なる集会に連なることを 主に禁じられた者らが。 11彼女の民は皆、パンを求めて呻く。 宝物を食べ物に換えて命をつなごうとする。 「御覧ください、主よ わたしのむさぼるさまを見てください。」 12道行く人よ、心して 目を留めよ、よく見よ。 これほどの痛みがあったろうか。 わたしを責めるこの痛み 主がついに怒ってわたしを懲らす この痛みほどの。 13主は高い天から火を送り わたしの骨に火を下し 足もとに網を投げてわたしを引き倒し 荒廃にまかせ、ひねもす病み衰えさせる。 14背いたわたしの罪は御手に束ねられ 軛とされ、わたしを圧する。 主の軛を首に負わされ 力尽きてわたしは倒れ 刃向かうこともできない敵の手に 引き渡されてしまった。 |
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【新約聖書】ルカによる福音書 20章9~19節 | |
9イエスは民衆にこのたとえを話し始められた。「ある人がぶどう園を作り、これを農夫たちに貸して長い旅に出た。10収穫の時になったので、ぶどう園の収穫を納めさせるために、僕を農夫たちのところへ送った。ところが、農夫たちはこの僕を袋だたきにして、何も持たせないで追い返した。11そこでまた、ほかの僕を送ったが、農夫たちはこの僕をも袋だたきにし、侮辱して何も持たせないで追い返した。12更に三人目の僕を送ったが、これにも傷を負わせてほうり出した。13そこで、ぶどう園の主人は言った。『どうしようか。わたしの愛する息子を送ってみよう。この子ならたぶん敬ってくれるだろう。』14農夫たちは息子を見て、互いに論じ合った。『これは跡取りだ。殺してしまおう。そうすれば、相続財産は我々のものになる。』15そして、息子をぶどう園の外にほうり出して、殺してしまった。さて、ぶどう園の主人は農夫たちをどうするだろうか。16戻って来て、この農夫たちを殺し、ぶどう園をほかの人たちに与えるにちがいない。」彼らはこれを聞いて、「そんなことがあってはなりません」と言った。17イエスは彼らを見つめて言われた。 「それでは、こう書いてあるのは、何の意味か。 『家を建てる者の捨てた石、 これが隅の親石となった。』 18その石の上に落ちる者はだれでも打ち砕かれ、その石がだれかの上に落ちれば、その人は押しつぶされてしまう。」19そのとき、律法学者たちや祭司長たちは、イエスが自分たちに当てつけてこのたとえを話されたと気づいたので、イエスに手を下そうとしたが、民衆を恐れた。 |
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「キリスト者の原点」 | |
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